銀粘土(アートクレイシルバー)作品の仕上げ
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アートクレイシルバーで作った銀作品は研磨仕上げをすることによって完成します。
同じ作品でも異なる研磨仕上げをすることによってさまざまな表現が可能になります。
代表的な仕上げのタイプは、1.梨地仕上げ 2.鏡面仕上げ 3.いぶし仕上げの三つです。

アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ
梨地仕上げ 鏡面仕上げ いぶし仕上げ

この三つの仕上げの方法を簡単にご説明します。
[梨地仕上げ]  一番簡単な仕上げ方法です。つやが無いので落ち着いた感じに仕上がります。

アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ
焼成後スポンジ研磨材(赤)で表面を滑らかに整えます。
*耐水ペーパー600番でも
OKです。
同じようにリングの内側もスポンジ研磨材(赤)で滑らかにします。
*削りすぎるとリングのサイズが大きくなるので注意してください。
ステンレスブラシで銀肌が出るまで磨きます。 梨地仕上げの完成

[鏡面仕上げ(その1)]
 
ヘラを使って仕上げる鏡面仕上げです。光沢が出て、華やかなイメージに仕上がります。
アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ
ステンレスブラシで銀肌が出るまで磨きます 磨きヘラで表面を押しつぶすように磨きます シルバーポリッシュなどをつけたシルバークロスで磨き、最後に乾拭きします。

[鏡面仕上げ(その2)]

スポンジ研磨材を使って仕上げる鏡面仕上げです。艶と光沢が出て、美しい作品に仕上がります。
アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ
ステンレスブラシで銀肌が出るまで磨きます 全体をスポンジ研磨材(赤)→(青)→(緑)の順に傷がなくなるまで磨きます
*耐水ペーパー600番→1200番でもOKです
シルバーポリッシュなどをつけたシルバークロスで磨き、最後に乾拭きします。 鏡面仕上げの完成
[いぶし仕上げ] 
 腐食液で銀を黒く変色させる仕上げ技法です。古い風合いや、デザイン、刻印などを浮き立たせたり、銀色部分を目立たせたりして、ワイルド?な感じに仕上がります。
アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ アートクレイシルバー 仕上げ
カップに熱湯を入れ、その中にいぶし液を2〜3滴入れてよくかき混ぜます 磨き終えた作品をカップに入れ、約1分待ちます。作品が黒く変色したら割り箸などで取り出し、よく水洗いをしておきます。
*いぶし液に漬ける前に、重曹などで作品の油分を取り除いてください
黒くなった作品をもう一度シルバーポリッシュなどを付けたシルバークロスで磨き、凸部分の銀肌を出します。 いぶし仕上げの完成


※このページの内容は銀粘土スタートセットの取扱説明書に詳しく載っています
※こちらで紹介した仕上げ方法は、銀粘土スタートセットに付属している部品、工具で全て可能です。
(いぶし仕上げのカップのみ付属していません)